Release Date: Jul 6, 2014
オーストラリアのコーヒーカルチャーについて
いま、オーストラリアはコーヒーを飲むという習慣が世界的にみてもカルチャーとしてしっかり根付いている国だと肌で感じています。
私自身バリスタとして東京でカウンターに立っていた時も海外からのお客様の中では圧倒的にオーストラリアからのお客様が多かったのはよく覚えていますが、話をするにつれさらに驚いたのが、自分のコーヒーの好みを持っていて、自分の好きなコーヒーショップを自分のなかで”最も好きな場所”として持っているということでした。
コーヒーに従事している人間ではない一般の方が老若男女問わず、しかも自然とコーヒーがそばにあるという環境に感動しましたし、とにかくコーヒーを飲むのが好きというのがオーストラリアの方の印象です。
日本のコーヒーカルチャーとは一概に比較できない事が多々あるのですが、自分がハマったオーストラリアの日常、ライフスタイルをコーヒーを中心に今後紹介できればと思っています。
私が今、住んでいるのはオーストラリアのシドニーです。
実際にはシドニーといってもかなり広く、一般的なシドニーのイメージはほんの一部の東側のイメージかと思います。
ただ、そのシドニーを細かく一つ一つ区切ってみると、実はサバーブ毎に全く違った顔を見せてくれる、この街のおもしろさを知ってもらえると思います。
中心地であるCBDやインナーウエストでさえ全く異なった表情が重なり合っていて、そんな街には当然のように一つの街というより、一つのメインストリートにコーヒーショップがあり、そのお店を中心にコミュニティーが出来ています。
そのお店に立ち寄れば、お店の雰囲気とともにその街のキャラクターも感じることが出来きます。
今後、そのサバーブやストリート、街の雰囲気とともにシドニーの素晴らしいコーヒーショップをご紹介できればと思っています。
少しでもコーヒーによってもたらされるオーストラリアの素晴らしい文化を感じてもらえたら。
AUTHOR
_oda
オーストラリア、シドニーに拠点を置き地元のコーヒーロースターにてバリスタとして活躍中。