Release Date: Feb 6, 2015
サードウェーブ発祥の地、アメリカ西海岸
サンフランシスコ&バークレーを巡るコーヒートリップを敢行
日本初上陸で話題になっている Blue Bottle Coffee (ブルーボトルコーヒー)を筆頭に、ミッション地区にある、Ritual Coffee (リチュアルコーヒー)、Sightglass Coffee (サイトグラスコーヒー)など、話題のキーワードである「サードウェーブ」を語る上では外せないコーヒーロースターや、バークレー在住のコーヒーギークお勧めのロースターなどを巡るべく、1月の末から数日間、Good Coffee チームでサンフランシスコトリップに行ってきました。
基本的にはどのロースターカフェも、ライトロースト気味の豆を使ったエスプレッソドリンクと、ポアオーバー(ドリップ)といったメニューを揃えており、豆本来の果実味を生かしたフルーティーなドリンクを目指しているという印象。
また、コーヒーショップに入った際にバリスタと話しをしていると、日本の喫茶文化(ハンドドリップ、超マイクロロットロースト)にインスパイヤされていると話していた店もあり、日本人である事を伝えると友好的に接してもらえるのが驚きでした。
遠く離れたアメリカ西海岸に、日本の喫茶カルチャーが影響を与えているという事について、
その昔、日本人がアメリカ入国の際、サンフランシスコにある「移民局」を経由する事になっていた為、日本人や日系移民の人口がサンフランシスコに増えてきて、同時にカルチャー的にも「日本」というのが身近になってきたのではないかと思っています。(ジャパンタウンというのも存在します)
そういった背景から、今話題になっている Blue Bottle Coffee でも UCC製のサイフォン式コーヒーメーカーを採用している事が自然な流れだと感じました。
また、日本のコーヒースタンドとの違いとして一番印象に残っているのは「花」を飾っているという事。
どの店でも目立つところに必ず花が飾っていて、少し治安的に不安なエリアの店でも入った瞬間に、素敵な花と、グラインドしたてのコーヒーのフレーバーにホッとした気持ちになったのを覚えています。
次のページからは実際に現地で回った、Blue Bottle Coffee、Ritual Coffee、Sightless Coffee 等のショップのリストをご紹介したいと思います。(つづく)