Information
店舗名 | Kaikado Caféカイカドウ カフェ |
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住所 | 京都府京都市下京区住吉町(河原町通)352 河原町通七条上ル |
TEL/Mail | 075-353-5668 |
WEB | Website Facebook Instagram |
営業時間 |
10:30 - 18:30 |
定休日 |
第一水曜日(夏季休業、年末年始休業有) ※営業時間については新型コロナウイルスへの対策などで変更になっている場合がありますので、各店舗のサイトやSNSをご確認ください。 |
エリア | |
抽出方法 | |
その他 |
明治8年創業の日本で1番古い手作り茶筒の老舗・開化堂が、一切妥協せず工夫を凝らした、全く新しい形のカフェが2016年、京都にオープン。
まず目に留まるのはその外観です。旧市電の車庫兼事務所を改装しており、採光の良い大きな窓が特徴的です。
内装は木とコンクリート、銅をメインに構成されており、モダンな印象に仕上がっています。天井が高く、広々としており、天気のいい日には河原町通からの光が広い窓からふんだんに差し込みます。
Kaikado Café のコーヒー豆を焙煎しているのは、各地でコーヒーの淹れ方講座などのイベントを開催しながら、自宅で自らコーヒー豆を焙煎して、お客様にお届けしている中川ワニさん。彼の焙煎するコーヒー豆は粒や形、色が美しく揃っていて、飲んだときの後味はすっきりとしています。
コーヒーはペーパードリップで1杯あたり30gの豆を使い、より華やかで味わいのあるコーヒーに仕上がり、美しい青磁の朝日焼のカップで提供していただけます。カップの口の形は完全な円ではなく、楕円になっています。こうすることで、なんとも言えない口当たりの良さが生まれるのだそう。飲み口も薄くなるように作られており、コーヒーの味や香りがより鮮明に感じられます。
また、スイーツメニューも豊富にラインナップされ、チーズケーキは二層になった甘さ控えめのクリームチーズが滑らかな舌触りで、コーヒーとの相性も抜群です。他にも日本茶をはじめ、アルコールドリンクや紅茶、和菓子も取り揃えられています。
Kaikado Café では、長い歴史を持つ工芸が、生活の中で使われている様子をカフェで体感することができます。日本に長く続く工芸の丁寧な手仕事は、利益を第一に追求するのではなく、お客様のことを考え、工夫を凝らした素晴らしいものであるということが感じられることでしょう。不定期ですが、土曜日の14時頃から開化堂の職人さんが、茶筒をお買い求めのお客様に、茶さじに名入れをするサービスをすることもあるそう。
京都を訪れる際は、工芸の美しさ、素晴らしさを感じることができるKaikado Café をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
Photo by: Kaikado café, Kodai Tanaka, Shota Katayama
Text by: Shota Katayama