Good Coffee in Singapore Coffee Festival 2016

Good Coffee in Singapore Coffee Festival 2016

Release Date: Jun 10, 2016

シンガポールのコーヒーの祭典がいよいよスタート

今年からシンガポールで新たなコーヒーの祭典”Singapore Coffee Festival(SCF2016)” が始まります。

オーストラリアコーヒーシーンの影響を受けつつ数年前から続いているカフェブームを経て、スペシャルティコーヒーの文化が着実に浸透しつつあるシンガポール。

CHYE SENG HUAT HARDWARE や NYLON coffee roasters と言ったローカルに人気のロースターカフェが黎明期からシーンを支え、今や数えきれないほどのショップがシティに集中し、世界中のロースターを扱うマルチロースターショップ The New Black というカフェが登場するなど、シンガポールのスペシャルティコーヒーシーンについてはさらなる成長が予想される中、国内発とされるコーヒーフェスティバルが国内大手銀行”DBS”をスポンサーに、国内大手のニュースメディア”THE STRAITS TIMES”の主催にて開催されます。

会場は The Pit Building という F1 の会場にもなる催事スペースを使い、約100ブースの規模にて実施。

Tokyo Coffee Festival の様ないわゆる「フェス」という雰囲気ではなく、ビッグサイトで毎年開催される「SCAJ」の様な展示会の様な印象をうけるが、一般向けの2日目は平日にもかかわらず昼から大勢の人が訪れ、シンガポールのコーヒー熱を感じさせます。

Good Coffeeでは”Roasted in Japan (roastedinjapan.com)”というテーマを掲げ、日本のマイクロロースターを紹介するプロジェクトを発足させ、ジャパンブースとして現地で出展。

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国内の3ロースターのコーヒーを使い、飲み比べ、ハンドドリップ、そしてJapan Aeropress Championship 2016 優勝の宮崎貴之バリスタや、GLITCH COFFEE&ROASTERS の鈴木清和バリスタをゲストに招き、ジャパンチャンピオンエアロプレスを提供。

6/9〜12の4日間の日程の中、土日を迎えて更なる混雑が予想される会場で、日本人ロースターのコーヒーを日本人バリスタがサーブします。

日本から持ち込むコーヒー豆は約200kg、ブースは半分以上手作りで挑む今回の挑戦がどうなるのか、会場の様子は公式Instagram @sgcoffeefest やハッシュタグ #sgcoffeefest にて随時配信中。

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ロースター&取り扱い豆紹介

GLITCH COFFEE&ROASTERS (TOKYO)
KOCHERE, ETHIOPIA, WASHED

エチオピアのコーヒーが持つ華やかさを引き出す為、あまり焼きすぎないのが特徴。
SCAA Qグレーダーというコーヒー豆国際鑑定士資格を持つ焙煎士が、過去にストックされたデータと長年の経験を元にベストなタイミングで焼き上げます。今回提供するEthiopia、Yirgacheffe地方、Kochere地区で収穫された豆は、Washed Proccess によるクリーンなコーヒーが特徴で、レモングラスやジャスミンの様なフレーバーが口から鼻に抜けていきます。

WEEKENDERS COFFEE (KYOTO)
GRANITOS DE ORTIZ, COSTA RICA, WHITE HONEY WASHED

浅めの焙煎ながら、フレーバーとともに甘さと質感を重視したバランスのとれた焙煎が特徴です。
今回は2012年に設立された比較的新しいマイクロミル”GRANITOS DE ORTIZ”の豆を提供。
標高の高いタラス地区2000mでWhite Honey Proccessで仕上げられたコーヒーは、非常に透明感のあり、アプリコットやレッドアップル、ブラウンシュガーやキャラメルの甘さを楽しめます。

AND COFFEE ROASTERS (KUMAMOTO)
KIANYAGA, KENYA, WASHED

日本国内の「ロースティングチームチャレンジ2015」というコンペティションで九州チームの1員として参加し見事日本一に輝くなど、チームの優勝に貢献する実績を持つ焙煎士が、豆の特性を理解した焙煎を行っています。今回提供する豆”KIANYAGA”はフレッシュで水分量が多い為、窯が高温(185℃)の状態でマシンに投入し、105℃までボトム温度を下げることにより前半で水分を飛ばしマウスフィールが良くなるようにしました。その後温度を上げていき、最終的に浅煎り(Development 15%)で仕上げる事によりキリニャガの持つジューシーなフレーバー、ミカンシロップのような甘さを引き出すことに成功しています。

 

PHOTO REPORT

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