ブルーボトルコーヒーが2015年2月清澄白河、3月青山にオープン!

ブルーボトルコーヒーが2015年2月清澄白河、3月青山にオープン!

Blue Bottle’s Tokyo

Release Date: Jan 22, 2015

ブルーボトルコーヒー(Blue Bottle Coffee)の特徴は?

シンプルでどこかホッとする“青いボトル”が、トレードマークのブルーボトルコーヒーは、その店名にも由来があるそうです。

1600年代、中央ヨーロッパ。トルコ軍がオーストリアの首都ウィーンから引き揚げる時に、コーヒー豆の入った袋を残していき、そのコーヒーに目をつけた兵士、コルシツキーが中央ヨーロッパ初のコーヒーショップをウィーンに開店。その店の名前が『Blue Bottle』だったという実話とのこと。ジェームス・フリーマン氏は、そのロマンあふれるストーリーにときめき、ひらめいたそうです。(SWEETS SHOP and COFFEE SHOPより)

“青いボトル”のロゴをはじめ、店内のあちらこちらに貼られている、ハンドライティングの文字やイラストにもこだわり、どこかアットホームで落ち着くカフェをつくりだしています。

 

コーヒーに対するこだわりを守り続けていること以外にも、「提供する場所や空間つくり」に力をいれていることが、大きな特徴と言えます。丁寧なコーヒーとゆったりとした空間がマッチするからこそ、人々が自然に集まるのです。

大衆が当たり前にコーヒーを飲めるようになって、日本では喫茶店文化がスタートしたファーストウェーブ(19世紀後半〜1960年代)から、スターバックスの登場で爆発的なブームを巻き起こしたセカンドウェーブ(1960年代〜2000年頃)があったからこそ生まれた、「味にも場所」にも注力したサードウェーブコーヒーカルチャー。それにプラスして「日本とアメリカ」という国を超えた融合を大切にしたジェームス・フリーマン氏だからこそ、ブルーボトルコーヒーという新たな流行をつくれたのではないでしょうか。

そして今後は、『Nobody loves your coffee more than you do』つまり、『自分で淹れたコーヒーが1番美味しい』と伝えるジェームス・フリーマン氏やブルーボトルコーヒー Japanの石渡康嗣氏をはじめ、最近注目されているカッピングや淹れ方セミナーなど、自ら知識を身に付け、楽しみ、最高の一杯を淹れる‥

そんなニューウェーブが巻き起こるのも近いかもしれません。

 

column06 2

 

ブルーボトルコーヒー(Blue Bottle Coffee)の店舗展開って
地域に合わせてローカライズするって本当?

「街を歩き、ロケーションや建物をみて、コーヒーを楽しむ場所をイメージする」―ブルーボトルコーヒーの各店舗に個性があるのは、ジェームス・フリーマン氏の“コーヒーそのものとそれを取り囲むコーヒー体験をつくること”への思いが表現されている気がします。

国や地域によって気候も空気も水も違い、また人々の生活パターンや、求めるものも異なる中で、ブルーボトルコーヒーの哲学のもとに、“そこでしか味わえない特別で最高の一杯”をつくるためには、地域に合わせたローカライズ店舗にすることがとても重要になってきます。

イートインスペースが造られ、朝食も食べられるMint Plaza店や、手軽に買えるカウンターのみのKiosk店、陶器メーカーHeath Ceramics(ヒース・セラミックス)とのコラボが楽しめるHeath店、さらに最新店舗であるW.C.モース店にはブルーボトルコーヒーの美学と哲学が詰まっているとのこと。

日本第1号店がなぜ清澄白河に選ばれたのか、実際に店に行って感じてみたいです。(つづく)

 

Back to top