Release Date: Dec 17, 2021
バカルディジャパンが主催する”コーヒーカクテルセミナー”が11月22日(月)、11月29日(月)に開催されました。今回、バカルディジャパンとして初の試みとなるコーヒー×スピリッツのカクテルセミナーにGood Coffeeが潜入。コーヒーカクテルのセミナーの内容や当日の様子などをレポートします!
講師は東京・四谷にあるジェラート・カクテルバー「TIGRATO」のディレクター 高宮 裕輔氏とトランジットジェネラルオフィスコーポレートバリスタで、東京・南青山の「Little Darling Coffee Roasters」のロースター/ヘッドバリスタでもある赤川 直也氏が努め、BACARDIの看板商品でもあるラムとジンを使ったカクテルにぴったり合う豆を、赤川さんがこの日のために品種の選定から焙煎までおこなったスペシャルなコーヒーが用意されました。
セミナー序盤は高宮さんが醸造酒と蒸留酒の違いや、4大スピリッツと言われるラム・ジン・ウォッカ・テキーラの定義や分類、生産方法についての説明をされたあと、赤川さんがバリスタ目線でそれぞれのスピリッツと相性のよいコーヒー豆の特徴について説明されました。豆の産地や品種、焙煎度合いによって合うお酒が異なり、それぞれ特徴やどんなコーヒーと相性がよいかを分かりやすく説明され、今後、参加者自身のお店でコーヒーカクテルをメニューに追加するのによい指標となっていたようです。
次に、コーヒーカクテルをつくる工程を講師のお二人が実演。メニューはエスプレッソを使用した”エスプレッソマティーニ”と”コーヒーモヒート”の2種類。この日のために焙煎をしたコロンビア(Washed)とエチオピア(Anaerobic)をブレンドの豆を赤川さんが自らエスプレッソマシンで抽出したコーヒーを準備し、高宮さんはカクテルに使用する器具の説明や使い方、つくる際のポイントなど細かい部分も丁寧にご説明されました。でき上がったカクテルはどちらもとても美しく、一度は飲んでみたいと思わせる出来栄えでした!
この後は参加者がそれぞれのテーブルで実際にコーヒーカクテルをつくるワークショップへ。教わったレシピをもとに皆さんが自身のお店で提供できるよう、高宮さんが参加者のもとへ回って丁寧にアドバイスをされていたのが印象的でした。
近年、欧米だけでなく日本でも開催されているコーヒーカクテルの競技大会の認知や、コーヒーを使ったアルコールメニューが評判のBARが話題となったりと、より身近になってきたコーヒーカクテルですが、まだまだ楽しめる場所が少ないことも。スピリッツカンパニーであるバカルディジャパンがこのような機会を設けることで、国内のコーヒーショップでも気軽に楽しめる機会が広がっていき、スペシャルティコーヒーを様々な形で楽しむ方も増えていくのではないでしょうか。
今後、バカルディジャパンでは今回のようなセミナーをはじめ、コーヒーカクテルの知識を深められる様々な企画をご用意していくそう。今回の「BACARDI COFFEE COCKTAIL EXPERIENCE」セミナーの”応用編”を2022年3月に開催予定。気になる方や参加希望の方は、以下の公式サイトの”イベント&ニュース”ページや公式facebookをフォローして情報をゲットしてください!
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