On the hunt for good coffee in Paris

On the hunt for good coffee in Paris

Release Date: Sep 18, 2015

パリのカフェハント

一般的に「パリ」ときくと、ニューヨークやメルボルンのようなコーヒーに定評のある街としては知られていないだろう。しかしコーヒーブームは近年いっきに加速し、フランス中心部には次から次へとホットなカフェが出店しているのが現状だ。
そんなパリでのカフェ巡りをするときに知っておくべきことをいくつか書いておく。 まず、「café(カフィ)」とはフランス語でエスプレッソコーヒーを意味する。普通のコーヒーを頼みたいときには「filtre(フィールタ)」と言おう。また、「crème(クリミー)」といえばラテやカプチーノの中間のようなものを指す。 しかし、私たちがわかるような、世界共通の単語を用いているコーヒー専門店も多くあるようだ。 また、8月頃パリはバケーションの期間に当たる。店が閉まっていることが多々あるため注意が必要だ。夏に現地を訪れる際はカフェのウェブサイトか電話で予め営業日をチェックしておくのが良いだろう。 残念ながら今回の滞在期間中、Télescope や Holybelly や L’Arbre à Café などの新装開店したカフェは休暇中で訪ねることができなかった。まあフランス人に言わせれば、’c’est la vie,,’(それもまた人生、、)といったところであろう。少なくとも次回行くべきところがあると思えば、不幸中の幸いである。

 

 

1.Coutume Café

広々と美しい空間のカフェ兼ランチルームはBabylone通りにある。ランチタイムに行った私たちは、それが間違いであったと気付く。 店内はランチをとる客でごった返しており、カウンター席だけが空いていた。だがその騒がしさをカフェの雰囲気の一部として感じたことで、「間違い」という表現自体が間違いであったことに気づく。 Coutumeが忙しいのには理由がある。たべものは美味しく、自家焙煎のコーヒーは絶品だ。知識豊富でフレンドリーなバリスタたちは、印象的なメニューの中からあなたに合った一杯を選んでくれる。
裏には”Slow Bar”があり、豆の焙煎やサイフォン、ハンドドリップ、エアロプレスコーヒーを淹れている。 私たちは、グアテマラ産のアグアダルシー、繊細でスッキリとした味わいのダブルエスプレッソ、Coutume Cold Brewを注文した。強くてフルーティ。相当効き目がありそうだ!さて、次のカフェを見つけに行く準備は万端だ!

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店舗情報
http://goodcoffee.me/coffeeshop/coutume-cafe/

 

 

2.Fondation cafe

私たちが訪れた時、Fondation Cafeはオープンから1年8ヶ月経っていた。流行の発信地と呼ばれるマレ地区にあり、こぢんまりとスタイリッシュな印象を受ける。客は地元の人や旅行者のような人と様々だ。しかし皆に共通して言えるのは、本当に強いコーヒーをキメようとやってきていることだろう。
オーストラリア人オーナーが、美しいKees van der Westenのスチール製コーヒーマシーンでエスプレッソを淹れる。 なめらかなアイスラテと、街で最も格式高いロースター;Bellevilleの豆を使ったドリップコーヒーを頼む。 コーヒーと一緒にテイクアウトできるケーキやクッキーもあった。パッと手軽にコーヒーを飲むには最適、テーブルが空いていたら長居するにも良さそうだ。店内にはちいさなテーブルが3つ、店前にはちいさなテラスがある。

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店舗情報
http://goodcoffee.me/coffeeshop/fondation-cafe/

 

 

3.Strada Cafe

Strada Cafeは2つの店舗からなる。 中でも先にできた方(今回行ったところ)は2012年、マレにオープンした。 外観からは分かりにくいが、店内に足を踏み入れると、狭い空間の中に本格的なコーヒーの溜まり場がある。居心地のいいインテリア。ヒップな常連客の面々は国際色に富んでいる。
豊富なメニューの中にはフラットホワイトなんていうものまで見受けられる。L’Arbre à Caféという地元の焙煎から仕入れたルワンダ産豆のフレンチプレスを注文する。 コーヒーは熱々でフルーティ、美味だ。ここの朝ごはんと昼ごはんはかなり良いらしいので、今回食べなかったのが心残りだ。

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店舗情報
http://goodcoffee.me/coffeeshop/strada-cafe/

 

 

4.Cafe Kitsuné (Palais Royal)

Maison Kitsunéはニューヨーク、東京、パリ、香港に店を構えるフランスと日本のファッションブランド、またミュージックレーベルである。 どの街でも同様に人気を誇るのは、カフェブランドとコーヒースタンドの’Cafe Kitsuné’だ。 殆どのカフェは服屋の中にあるかそれに隣接している。そしてご存知の通り私たちは青山にあるCafe Kitsunéの大ファンである故、パリにいるからにはこの場所は外せなかった。
2014年1月、パリの心臓部、本店からすぐの角に第1号店をオープンさせた。かわいらしくスタイリッシュな店舗にはテーブルが無く、カフェというよりスタンドに近い。 かわりに、美しきパレ=ロワイヤル沿いに位置する店の斜向かいには10程のテーブルが置かれている。 二人ともアメリカンコーヒーを頼み、他の客たちがそうであるように宮殿の木陰に引き寄せられていった。 ゆっくりと、至極の一杯を啜る。身が解けていく。喧騒にまみれたパリのど真ん中にも関わらず、なんて平和な場所だろうと驚かされる。 迷うことなく、この街の中心で一杯のコーヒーを飲むには最も美しいテラスと言える。 豆はおきまり、ロンドンのWorkshop Coffee Co.からのものである。

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店舗情報
http://goodcoffee.me/coffeeshop/cafe-kitsune-palais-royal-2/

 

 

5.Cafe Kitsuné (Le Marais)

ファッショナブルなマレ地区をうろうろしていたら、偶然もうひとつのCafe Kitsunéを見つけた。 3ヶ月ほど前、Filles du Calvaireの大通り、服屋の裏手にオープンした。(入り口はアムロ通り側)
服屋と同じく、カフェの内装はスタイリッシュで無駄がなくモダンな印象だ。見事なアイスアメリカーノを手にし、色鮮やかな椅子に腰掛ける。見知らぬパリの地に繰り出す前に、一息入れて元気をチャージするにはうってつけの場所だ。

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店舗情報
http://goodcoffee.me/coffeeshop/cafe-kitsune-le-marais-2/

 

 

6.La Caféothèque de Paris

2005年にオープンしたLa Caféothèqueは、パリのコーヒーシーンにおいての先駆者的地位にある。 カフェも焙煎所も、挽きたての豆の芳ばしい香りがあたり一帯に行き渡っている。 店に入る際、巧みな手際で次のコーヒー豆を焙煎しようとしているスタッフに愛想よく挨拶をされる。店内手前は焙煎所と豆の売店、カフェはその奥にある。
驚くほどリラックスさせるインテリアに加え、座り心地の良いベンチと、角の空間には大きな窓に木製のテーブルと椅子が並んでいる。 一帯にコーヒーの熟練技からなる何かが漂い、どこかラテン系の家庭的雰囲気も感じられる。繊細な味わいの自家焙煎エチオピアンコーヒーと、満足度の高いアイスコーヒーを飲んだ。 メニューにはこう記してある。 「コーヒーの神殿へ、ようこそ!La Caféothèque de Paris、別称:誠のコーヒー神殿」

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店舗情報
http://goodcoffee.me/coffeeshop/la-cafeotheque-de-paris/

 

 

 

ここには書ききれなかった穴場カフェ:

Belleville Brûlerie (cafe / roaster)
10 Rue Pradier

Fragments Paris (cafe)
76 Rue des Tournelles

Holybelly (cafe)
19 Rue Lucien Sampaix

L’Arbre à Café (cafe / roaster)
10 Rue du Nil

Télescope (cafe)
5 Rue Villedo

 

 

 

by Nik van der Giesen

Translation by Kana Murakoshi

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